ここでは知っておくと役立つ「緩衝材の豆知識TOPICS」を紹介します。緩衝材の概念や緩衝材の種類、梱包用緩衝材の選び方についても触れているので、ぜひ参考にしてくださいね!
緩衝材は商品を送るダンボールの隙間を埋めたり、壊れやすい商品を保護したりするために使われるものです。緩衝材を使うことで少しの衝撃であれば商品が守られますが、適切な緩衝材を使わないと商品が破損してしまう恐れがあります。緩衝材といっても種類がたくさんあり、代表的なものでは発泡スチロールやプチプチなど、柔らかい素材のものが多く使用されています。最近は、自然の素材を使用した環境にやさしい緩衝材も人気です。
緩衝材には、大きく分けて以下の6つの種類があります。詳しい特徴は別のページで解説しているので、ここでは簡単に紹介します。
一般的にエアキャップやプチプチと呼ばれるもの。材料は主にポリエチレンで、中に空気の入った突起があるのが特徴です。
空気の入った小さな枕型の緩衝材です。主に製品の保護や隙間埋めに使用されます。
その名のとおり、紙の緩衝材です。紙はコストも安く、廃棄も簡単。環境保護の面からも、注目されている緩衝材です。
バラ緩衝材は、粒上のクッション材。梱包箱の隙間埋めに使われます。紙やコーンスターチでできたものもあります。
ウレタンは柔らかい性質。発泡ポリウレタンは商品の形に合わせて膨らませることができるので、隙間埋めと商品保護の両方に使用できます。
エアー緩衝材を作るときに使用するものです。ミシン目がついていて簡単に切り離せるものや環境にやさしいものなど、さまざまな種類のフィルムがあります。
通販などの商品を発送するときには、商品の状態や品質を保ったまま購入者の元へ届けることが重要。破損した商品を送ってしまうと、大きなトラブルにもなりかねません。そのために知っておきたい「緩衝材の選び方のコツ」を商品のタイプ別に3つ紹介します。
大型の電化製品や家具など、重量があって壊れやすいものを梱包するときには、なるべく強度があって固定しやすい緩衝材を選ぶのがポイント。商品の形に合わせて加工できる発泡スチロールやプラスチックのものを選ぶとよいでしょう。
小型の電化製品や食器、DVDなどは壊れやすい商品なので、商品全体の保護力が強い緩衝材を選ぶのがポイント。壊れやすい商品の場合は、商品全体をクッション性のある緩衝材で包んでから固定する必要があります。気泡緩衝材で商品を包み、衝撃に強いエアークッションなどで隙間を埋めると安心です。
衣類やバッグなどの商品自体が衝撃に強いものは、紙などのコストが低めの緩衝材を利用しても問題ありません。配送の際の雨水や湿気から商品を守るためにも、商品をビニール袋などで保護するとよいでしょう。
緩衝材製造機を導入したいが、「本当にうまくいくのか」「他の業者から仕入れた方が効率がいいのではないか」などの不安や、迷いがあるのは当然です。実際に緩衝材を導入したメーカーの事例を紹介しますので、導入に迷いがある方は参考になさってください。
緩衝材の最も重要な役割は、その名の通りに衝撃を緩和して商品や荷物を守ること。そのため、多くの緩衝材は衝撃を吸収できるように、空気を含んだクッション性に優れているつくりになっています。
緩衝材には衝撃を緩和するだけでなく、水漏れや湿気から商品を守る役割もあります。特に届くまでに時間がかかる海外への発送は、輸送中の水漏れや湿気に対する対策が必須。緩衝材のなかでも水漏れ・湿気から商品を守るのに適しているのが、湿気を吸い取る紙製のものや商品を包んで密封状態にできるビニール製のものです。
商品の大きさに合わせてさまざまな種類の梱包資材を用意するとなると、その分のコストがかかってしまいます。
緩衝材を使用して箱の隙間を埋めることで、複数の種類の梱包資材を用意する必要がなくなるため、梱包資材にかかるはずだったコストを削減することが可能。また、箱の隙間を埋めることにより、商品を固定して衝撃から守る緩衝材としての役割も果たしてくれます。
環境保全への声が高まり、注目が集まっている環境配慮型の緩衝材。ここでは自然の素材を使用した緩衝材や環境負荷を抑える工夫をした緩衝材について、事例を合わせて紹介しています。
運送、運搬の際に使われる緩衝材には、荷台での荷崩れを防ぐ・衝撃を和らげ商品を安全に運搬するためのものがあります。ここではトラックボード・ロジボード・エアバッグなどを例に、それぞれの特徴などを紹介しています。
デリケートな果物や野菜は運送の際の揺れや衝撃で傷みやすいため、緩衝材による保護が欠かせません。一般的によく利用されるモールドやパック、ネット、中仕切といった緩衝材と、その特徴を紹介します。
正式名称よりも登録商標のほうが広く知られている気泡緩衝材。プチプチやエアキャップという呼び方のほうが馴染みのある方も多いのではないでしょうか。気泡緩衝材で通じない際に使えるかもしれない、正式名称以外のさまざまな呼び方をご紹介します。
緩衝材製造機はレンタルをすることもできます。一時的に増産したい、そんなに大量に使うわけではない、一度のコストを抑えたいならレンタルを検討してみるのがおすすめです。レンタルのメリット・デメリットを確認してみましょう。
緩衝材製造機は、中古で導入することも可能です。自社でどのような緩衝材製造機が必要なのか、どの程度使いたいのか、用意できる資金などを考えながら、レンタル・新品購入といった中古以外の導入方法と比較してみると良いでしょう。
緩衝材製造機を中古で購入する
メリットとデメリットを詳しく見る
事業で使用される緩衝材製造機には、法で耐用年数が定められています。耐用年数とは、国が減価償却資産に対して「資産価値はこのくらいの年数でなくなる」と定めたもの。会計上必要なものなので、資産の耐久性とは関係ありません。紙や段ボールといったパルプ、紙又は紙加工品製造業用設備の法定耐用年数は12年、プラスチック製品製造業用設備(他の号に掲げるものを除く。)は8年になります。
緩衝材は名前の通りに衝撃を緩和する役割を持っていますが、緩衝材によって衝撃吸収力の強さが変わってきます。たとえば固い素材で商品を固定できる発泡スチロールは衝撃吸収力に優れていますが、紙緩衝材は衝撃に弱い商品の梱包には向いていません。商品を保護するためにも、商品の衝撃の強さに合った緩衝材を選ぶ必要があります。
プチプチやエアークッションなどの緩衝材がない場合、緩衝材の代用品として使えるのが新聞紙やビニール袋、タオルなどです。これらのアイテムを緩衝材の代わりとして使うときのポイントや注意点などを紹介します。
緩衝材は商品を保護するだけでなく、企業のブランドイメージを左右する重要な役割も担っています。緩衝材の選び方次第でリピーター獲得のチャンスになることもあれば、ブランドイメージの低下を招いてしまうことも…。ブランディングにおける緩衝材の重要性や梱包の工夫方法を紹介します。
包装と梱包の違いや梱包設計に必要な要素、梱包設計の流れについて紹介しています。包装には工業梱包と商業包装の要素が含まれ、ここでは輸送や配送、保管に重きを置いた梱包と梱包設計についてまとめまています。ぜひ、参考にしてください。
昔ながらの発泡スチロールに代わる緩衝材として、さまざまな場面で目にするパルプモールドの基礎知識を紹介しています。メリットとデメリットを踏まえた上で、自社製品に最適なパルプモールドを選択する参考にしてください。
プチプチ(気泡緩衝材)を使った梱包方法について基本をおさらい。押さえておきたいポイントをまとめています。また、梱包対象の材質によって凸凹面の表裏を使い分ける理由についても解説。基本を押さえて安心して配送できるようにしましょう。
アクセサリーの梱包に使う緩衝材は、プチプチをはじめとした気泡緩衝材がおすすめです。空気の力を使うことで物と物がぶつかり合うのを防ぎます。
気泡緩衝材はホームセンターや100円ショップで手軽に購入できます。サイズの種類も豊富で加工もしやすく、使い勝手の良さから定番の緩衝材として採用されています。袋状に加工されたものだと、アクセサリーの梱包作業もスムーズです。
食器・グラスの梱包は、気泡緩衝材が有効です。食器・グラスは衝撃に弱いため、緩衝材がないとお客様のもとに届く時に割れてしまう可能性が。緩衝材で食器やグラスを包むことで、ぶつかり合って割れるのを防ぎます。緩衝材は外部からの衝撃対策としておすすめです。価格もリーズナブルで、取り扱いやすいのもメリットのひとつ。また梱包に使う段ボールは、使いまわしではなく耐久性のある新品のものを使いましょう。
本にも梱包が必要です。梱包が雑だと雨で濡れて中の本が濡れて破れるリスクがあり、衝撃によって角が潰れることもあり、商品の質を損なう可能性はとても高いと言えます。プチプチのような緩衝材やOPP袋を使い、サイズに合わせた段ボール箱を使えば対処できます。
ディスク類の梱包ポイントは、緩衝材やサイズに合わせた段ボール箱を使うことです。段ボール箱のサイズは、CD・DVD・Blu-ray のケースよりも内寸で5mmから10mm程度を目安にします。隙間があれば緩衝材で埋めてください。
靴・カバン・洋服は緩衝材に入れて汚れや衝撃から守りましょう。靴、カバン、洋服の緩衝材を選ぶときはサイズと量に注意が必要。OPP袋やプチプチで対策をした上で、量や大きさに合わせたダンボール箱を用意して梱包すると品質を保てるのでおすすめです。
緩衝材も原油高の影響を受けています。とくにポリエチレン主成分としている気泡緩衝材や発泡シートなどは販売価格の値上がりが避けられない状況です。緩衝材のコストがあがると梱包、包装、物流に関わる業界へ影響が心配されます。
緩衝材・梱包材はショップの商品と相性の良い物を選びましょう。商品を綺麗な状態でユーザーへ届けるために梱包材・緩衝材は欠かせません。ここではECショップの商品を梱包する際によく利用される梱包材・緩衝材について紹介します。
ポスターをきれいに梱包する際には、折れ目がつかないように注意をする、水に濡れないように対策する、また輪ゴムやテープを直接使うことはNGといったようにさまざまなポイントに注意する必要があります。ここでは、梱包材を使ったポスターの梱包方法をまとめています。梱包に必要なものも紹介していますので、参考にしてみてください。
緩衝材緩衝製造機を取扱っているメーカー13社を調査。
その中から、エアー緩衝材製造機、紙緩衝材製造機のレンタルの相談が可能な会社3社をピックアップ!
緩衝材製造機を選ぶ時は、あなたの事業形態規模・用途から考えてみるのがおすすめです。
各社の資材の種類や特徴をまとめたので、ぜひ参考にご覧ください。
レンタルできる台数や条件は各社異なりますので、お問い合わせください。
様々な商品にあう 緩衝材が欲しいなら 「トヨテック」 |
特殊な形状の緩衝材を 作りたいなら 「パックウェル」 |
大規模倉庫の生産効率 UPを目指すなら 「ネクサスエアー」 |
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エアー緩衝材製造機
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エアクッション AQ500
フィルムの種類が豊富 フィルム
6種類 |
Air-5
オリジナルの包装材制作にも対応 フィルム
3種類 |
LA-E3S
緩衝材製造機と組わせて使う フィルム
4種類 |
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紙緩衝材製造機
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クッションパッド CP60F
両手が空いて仕事がしやすい |
NUEVOPAK X-FILLX-FILL MMスタンドタイプ
欲しい分だけ、手動でつくる! |
Locked Air
紙緩衝材の長さの調整可能 |
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会社の
特徴 |
用品や生活雑貨などの軽量の梱包をはじめ、自動車部品などの重量の梱包、陶器などの割れ物の梱包もできる、紙・エアー・発泡ウレタンの緩衝材製造機を取り揃えています。資材の種類も豊富なので、様々な大きさの商品の隙間を埋めることができます。
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エアー・紙の緩衝材製造機以外に、ワインや薬品ボトル等、梱包したい商品の形状にフィットする完全受注型のエアー包装材の制作にも対応しています。商品に合わせた梱包設計を行いサンプルでの落下テストを実施した後、納品してくれるので安心です。
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緩衝材を自動で巻き取る、自動巻取システムをはじめ、緩衝材を自動補充できるセンサー付きの架台など現場の作業効率をあげる機器を取り揃えています。出荷コンベア上のスペースを活用して緩衝材の供給作業を軽減する自動供給システムにも対応しています。
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保証の対応
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スイッチを入れるだけ簡単操作
メンテナンスもしやすい!
生産スピードは最大25m/分
両手が空いて仕事がしやすい
フットペダル+オートカット機能付き
指定長、カット数は10種メモリー可能
環境配慮型フィルムを採用
フィルムを縦置きで省スペース化
生産スピードは最大10m/分
欲しい分だけ、手動でつくる!
卓上・床置きどちらでも使用可
軽量でコンパクトタイプ
フィルムへオリジナル印刷可能
生産スピードは最大10m/分
紙緩衝材の長さの調整可能
1梱包の使用量を管理できる
オートカットモード搭載
※選定基準:2021年5月17日調査時点、緩衝製造機でGoogle検索、上位に表示されたメーカーのうち、エアー緩衝材製造機・紙緩衝材製造機・発泡ポリウレタン緩衝材製造機の3つを公式サイトに掲載している業者を選定しましたが、8月2日時点ネクサスエアーでウレタンの取扱いがなくなっております。最新の情報は各公式サイトでご確認をお願いします。【トヨテック】3タイプの緩衝材製造機を取り扱い、フィルムのタイプも多く緩衝材製造機以外の梱包に関する機器を取り揃えているため【パックウェル】完全受注の包材制作にも対応してくれるため【ネクサスエアー】大型倉庫での作業に適している緩衝材製造機を組わせて使う機器を取り揃えているため。